「楽天Edyってなに!?楽天Payってなに!?」
楽天の名のつく決済サービスやカード、アプリって何だかよくわかりません。
その複雑さから利用していない人も多いと思います。
ところが、消費税10%への増税に伴い政府はキャッシュレス決済の優遇措置を検討しています。
クレジットカードやスマートフォンでのQRコードでのキャッシュレス決済をした場合、2%分をポイントで還元し、その分を政府が補助するという仕組みが導入される。
こうなると様々な決済サービスを攻略してポイントを貯めないととっても損になります!
そこでこの記事では、複雑な楽天の決済(支払い)サービスを整理してわかりやすく解説していきます。
楽天を味方につけて、増税に負けないお得生活をスタートさせましょう!
目次
【前提】楽天ポイントが貯まる4つの決済手段を知っておく
まず楽天ポイントが貯められる決済手段には以下の4つがあると覚えておきましょう。
- 現金+楽天ポイントカード…いわゆる普通のポイントカード
- 楽天カード…クレジットカード
- 楽天Edy…電子マネー
- 楽天Pay…QRコード決済
いづれも利用できる店舗に違いがあります。
以下でそれぞれの使い方(使い道)を解説していきます。
なお楽天デビットカードもありますが、楽天カード(クレジットカード)とほぼ同じ用途で使えますのでここでは割愛しておきます。
1.楽天加盟店で楽天ポイントカードを提示すると、支払いの0.5%~のポイントがもらえる
まず楽天加盟店で現金を支払うとき、楽天ポイントカードを提示すればポイントを貰うことができます。
貰えるポイントの還元率はお店によって様々ですが、おおむね0.5%か1.0%です。
楽天ポイントカードは物理的なカードとアプリがあります。
どちらも使い方に違いはありません。
楽天ポイントカードが使えるお店はとても多いです。
マクドナルド、くら寿司、ツルハドラッグなど人気店も多くが楽天ポイント加盟店になっていますよ。
関連記事楽天ポイントを街中でお得に貯める方法。使えるお店や自販機も紹介
2.楽天カードはクレジットカード。利用金額の1.0%のポイントがもらえる
おなじみ楽天カードは説明不要ですよね。
「ポイント貯まりやすさナンバーワン!」の人気クレジットカードです。
公式サイト楽天カードfa-external-link
楽天カードのカードブランドは「American Express」「Mastercard」「Visa」「JCB」から選べ、それぞれの加盟店で利用することができます。
100円の利用につき1ポイントの楽天ポイントが貰えるのが特徴です。
関連記事楽天カードを使ったポイントの貯め方。サービスの特徴を解説
なお楽天カードの上位クラスカードとして、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードがあります。
こちらは付帯サービスや楽天市場での還元率がアップしますが年会費が必要です。
まずは普通の楽天カードを作ればOKですが、興味がある方は関連記事をご覧ください。
関連記事楽天ゴールドカードを使ったポイントの貯め方。サービスの特徴を解説
関連記事楽天プレミアムカードを使ったポイントの貯め方。サービスの特徴を解説
3.楽天Edyは電子マネー。利用金額の0.5%のポイントがもらえる
楽天Edy(エディ)は電子マネーです。
電子マネーとは何かというと、コレはPASMOやSUICAをイメージしてもらえればわかりやすいです。
カード(またはアプリ)にチャージして、街中のお店で利用するタイプの決済方法です。
楽天Edyの使い方
楽天Edyのチャージの方法は3種類
楽天Edyには現金、クレジットカード、楽天ポイントの3種類の方法でチャージすることができます。
現金なら対応店舗のレジでチャージできますし、またセブンイレブンのセブンATMでもチャージできるようになりました。
クレジットカードならアプリやfamiポートからそのつどチャージできる他、オートチャージを設定することもできますよ。
また楽天カードでチャージすると、200円のチャージにつき1ポイントが付与されるのも大きなメリットです。
さらに楽天ポイントを1ポイント=1円としてチャージすることも可能です。
通常ポイントしかチャージできませんか、ポイントを実質現金として利用できるの便利ですね。
楽天Edyの使い道は各種コンビニ、スーパーなどたくさんあります
楽天Edyは使い道も豊富で、もっとも便利な電子マネーと言っても過言ではないかもしれません。
コンビニだとセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社をはじめほぼすべてのコンビニで使えます。
スーパーならイトーヨーカドーやサミット。
飲食店ならマクドナルド、ガスト、ジョナサンなどで使えます。
利用できる店舗は全国で50万を超えたそうです。
電子マネーの中でもトップシェアを誇る便利な電子マネーが楽天Edyですね。
関連記事楽天Edyを使ったポイントの貯め方。サービスの特徴を解説
4.楽天PayはQRコード決済。利用金額の0.5%のポイントがもらえる
対して、楽天Pay(ペイ)はというとコレはQRコード決済です。
QRコード決済とはその名の通り、QRコードをかざすだけで街中のお店で支払いができるというサービスです。
類似サービスとしてApple PayやLINE PAYなどがあります。
また楽天Payは対応ストアであれば、楽天市場以外のオンラインストアで楽天会員の情報を使ったり、楽天ポイントで支払いできる機能も有しています。
楽天Payの2つの機能
- QRコードで街中で決済
- 楽天市場以外のネットショッピングで決済
ただしここではわかりやすいように、街中で便利に使うことに焦点をあて、ネットショッピングでの利用については考えないこととします。
楽天Payの使い方
クレジットカードを連携させよう
楽天Payで実際に支払うお金は、
- クレジットカード
- 楽天キャッシュ
- 楽天ポイント
からの支払いになります。
楽天キャッシュとはフリマアプリ「ラクマ」の売上金を貯めておけるサービスです。
つまりラクマの売り上げをそのまま楽天Payにチャージして利用できるというわけです。
とは言え、楽天キャッシュは現状でフリマの売り上げをプールしておく機能しかなく、これは別に覚えておく必要はなさそうです(笑)
つまり今のところ、楽天Payとはクレジットカードを素早く便利に使うサービスと考えておいて良さそうですね。
楽天カード他、VISA、Mastercardブランドのカードを連携させることができます。
楽天Payでは通常ポイントと合わせて期間限定ポイントを消費することも可能です。
これは楽天Edyと比べて、楽天Payの優位な点となりますね。
楽天Payが使えるお店はまだ少ない
楽天Payが使えるお店で代表的なのはローソンとファミリーマートです。
残念ながらセブンイレブンでは利用できません。
(※ファミリーマート全店で利用できるようになるのは2018年12月4日以降)
他に利用できる店舗は白木屋、魚民などの居酒屋などがあります。
楽天Edyと比べると使えるお店はまだまだ少ないですね。
楽天Edyと楽天Payの比較。街中で使うには楽天Edyの方が便利
両者の違いをまとめると以下のようになります。
実店舗における楽天Edyと楽天Payの比較
機能 | 形態 | チャージ方法 | 使えるお店 | |
楽天Edy | 電子マネー | カード、アプリ | 現金、クレジットカード、楽天ポイント | 多い |
楽天Pay | QRコード | アプリ | クレジットカード、楽天ポイント | 少ない |
期間限定ポイント | 決済でもらえるポイント | 楽天カードからのチャージでもらえるポイント | |
楽天Edy | 使えない | 0.5% | 0.5% |
楽天Pay | 使える | 0.5% | 1.0% |
楽天ポイントの還元率や使いやすさでいうと楽天Payが勝っていますが、使えるお店が多くない以上まだまだ楽天Edyの方が便利な存在です。
現金でチャージできるのでキャッシュレス生活に慣れていない人も「コンビニとかスーパー専用のサイフが一つできるだけ」と考えられるので安心感が強いと思います。
もっともこれは電子マネー VS QRコードという構図で見た時も同様。
QRコード決済はまだまだ黎明期なんですね。
各会社がしのぎを削ってシェアを奪おうと切磋琢磨しています。
おそらく将来的にはQRコード決済の方が普及していくのではないでしょうか?
まとめ:二重取りを狙う!還元率2%を目指して楽天ポイントカード+楽天カード or 楽天Edyを使おう
さて、ここまでで楽天の決済サービスの違い、とりわけ楽天Edyと楽天Payの違いについて説明してきました。
ポイント獲得と利用の流れを図でまとめるとこのようになります。

楽天ポイントと決済サービスの相関図
かなり複雑に見えますよね(笑)
この中で何をどのように使って普段の買い物をすると一番お得になるのでしょうか?
まず楽天Payですが、先ほど言った通りまだ使えるお店が少ないので実用的ではありません。
なので、ここではいったん横に置いておきましょう。
その上で、実はやるべきことはシンプルです。
それは、
ということです。
これによって、
- 楽天ポイントカード貰えるポイント
- 楽天カード or 楽天Edy支払いでもらえるポイント
の二重取りを狙っていきます。
ポイントの二重取りとは、例えば楽天ポイント加盟店で楽天カードでクレジットカード払いすると、
- 楽天ポイントカード提示で1.0%(※一部0.5%もアリ)
- 楽天カード支払いで1.0%
=合計2.0%
となり、一度の決済で二重に楽天ポイントを貯められます。
またマクドナルドのように「楽天ポイント加盟店かつ楽天Edyが使えるお店」での支払いなら、
- 楽天ポイントカード提示で1.0%
- 楽天Edy支払いで0.5%
- 楽天カードでEdyにチャージで0.5%
=合計2.0%
とクレジットカード決済と同様の還元率を達成することです。
楽天ポイント加盟店でかつ、楽天Edyが使える主要なお店は以下の通り。
・PRONTO
・デイリーヤマザキ
・スリーエイト
・ツルハドラッグ
・薬の福太郎
これらのお店が近所にあり、日常的に使っている方はぜひ楽天の決済サービスを使いましょう!
使っていないあなたはかなり損していますよ。
楽天の決済サービスを使いこなすには、このカードを1枚もっておけばOK!
最後に
- 楽天ポイントカード
- 楽天カード
- 楽天Edy
を日常的に一番便利に使う方法をご紹介します。
これらのサービスは「楽天ポイントカード」「Edy付き楽天ポイントカード」「楽天ポイントアプリ」「楽天Edyアプリ」など個別のカードやアプリで使うことができます。
ではサイフの中に2枚も3枚もカードを入れておかないといけないのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
実は「楽天ポイントカード」「楽天カード」「楽天Edy」が1つにまとまった。
「Edy機能付き楽天カード」というものがあります。
既に楽天カードを持っている方も簡単に切り替えができますので、ぜひ利用してみて下さい。
公式サイト楽天カードfa-external-link
消費税が10%になることを考えると還元率2%はホントにバカにできません。
ご覧のように楽天ポイントは各決済に1ポイント=1円で使えるので実質的に現金と同じです。
冒頭でお伝えしたとおり、政府からさらに還元率が上乗せされる可能性が高いです。
そうなると楽天ポイントを使いこなしている人と、そうでない人の差は凄まじく開いてしまうでしょう。
ぜひあなたには今のうちに楽天カードつくって、楽天ポイント生活を始めてほしいと思います。
公式サイトはこちら↓
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